中国のホテルでの隔離生活で準備したほうが良いもの

隔離生活も8日目となりました。私自身と、ツイッター等で情報をみてすこし特筆すべき点も含めて、準備しておいたほうが良いものを挙げてみます。意外と14日間って早いものですから、そんなに心配はしなくてもよいと思います。

ほとんどは食事関連です。都市部のホテルを中心に出前や差し入れも可能ですが、それでも範囲内に食べたいものがあるとは限りません。

  • コーヒー(インスタントか、カップに乗せるドリップ式のもの。中国ではコーヒーは近くにスタバやマックで出前が可能でないと入手困難です)
  • 醤油と塩(朝に味付けゆで卵が出るんですが、自分は塩をかけたかったです)
  • 甘いもの(私は板チョコ2枚では2週間足りなさそうです)
  • インスタント味噌汁(でも意外と飲みたいと思いません、2日に1回くらい)
  • お酒(お酒の差し入れが禁止されているところがあります。好みに合わせて準備したほうがいいと思います)
  • インスタントラーメン(かさばるけど袋めんをもってくればよかったと思っています。)
  • インスタントカレー(何個か持ってくればよかった、、ホテルの電気ポットで加熱できます)
  • 電子体温計(私のところは毎日2回自分で測って報告する方法でしたが、支給される水銀体温計では時間がかかるので持ってきてよかったと思います)
  • 洗剤(大半のホテルで提供されているようですが、そうでない場合もあるので、使い切りパックのを2-3個用意するといいと思います)
  • 常備薬(風邪薬、目薬、胃腸薬など、つぎにいつ日本に帰れるかわからないので)
  • カッターナイフ(袋や箱を切ったり、何かと必要です)
  • 爪切り
  • 洗濯ものを干すロープ(と聞きましたが、持ってきてもロープをひっかける場所がなかったので使っておらず、ハンガーに干しています。ビニールひもを数m持ってくれば念のため良いかもしれません。)
  • HDMIケーブル(結構な人が持ち込んで、PCと部屋のテレビをつなげて動画を見ています)

ネット関連については別途書いておきます

中国常州ホテルでの隔離生活その2

中国での隔離生活は6日目となりました。現地では他の人との交流はありませんがTwitterでは上海、広州、西安、大連などのさまざまな他拠点の隔離の情報も入ってきています。

Twitter上での情報交換は、退屈な隔離期間中に大いに励まされますので、VPNかまたは前回紹介したようなローミングSIMの準備は必須だと思います。

部屋について

おおむね上海や広州、杭州の部屋は狭く、西安、大連、常州は広そうです。ただし国際線が増えてきているので状況はどんどん変わっているとおもいます。

都市部では窓がない部屋だったり、ラブホみたいな内装の部屋だったりといろいろ悲鳴もあるようです。

食事について

提供される食事については、他拠点とくらべて比較的良いほうのようです。ただこの拠点はどうやら3日おきにほぼ同じメニューがでるようですので、そろそろローテーションが2巡してきました。

出前について

広州や上海などの都市部のホテルでは出前は許可してくれるところがそうです。都市部では日本料理屋であったり、すき家やファミリーマートからも出前を取っている人がいるようで、大変うらやましいです。ファミリーマートやスターバックスならアイスカフェラテも出前できそうですね。

中国の出前(ワイマイ、美団外売や百度外売)など、もし使ったことない人は、ホテルに入ったらホテル名と部屋番号を会社の通訳なり友人なりに伝えて、必要に応じてオーダーしてもらうとよいでしょう。

おそらく江蘇省のホテルは省レベルの管理方法として食事の出前や差し入れは禁止かと思います。いずれにせよ常州のこのホテルは環境が良い代わりにに周りには店もほとんどなさそうなので、出前が可能としてもあまりよい選択肢はなかったと思います。

ちなみにホテルでの追加オーダーメニューは前回も書いた通り高いのですが、フロントに電話してお菓子が食べたいといったら、フロントで売っているオレオとポテトチップスが買えるとのことでした。それならメニューに書いておいてくれればもっと親切なんですけどね、他の宿泊している日本人は知らないと思います。

ポテトチップスとオレオを合わせて15元、これでコーヒータイムも晩酌も大丈夫そうです。

ネット買い物について

タオバオで運動器具を買ってみたら、無事届けてくれました。これで隔離期間中に腹筋などをしっかり鍛えてよりプラスの時間とすることができるかもしれません。ただこれを私の部屋まで届けてくれるのに、ホテルの従業員の方に防護服で1往復してもらっていることになります。なるべく本当に必需品にしておいたほうがよいでしょう。

中国常州ホテルでの隔離生活の詳細

ホテルについて

関空から常州に入った私の場合、隔離先となるホテルは常州市にある「明都楓沢山庄(明都枫泽山庄)」というところで、リゾートホテル風ですが、実際は郊外の何もないところにあります。窓は大きく、付近は緑化された住宅地です。私の側からは、人工池とテニスコートだったところが駐車場になっているものが見えます。

ホテルに入るまでの各種説明

空港を出るバスが埋まると、バスは30分ほどでホテルに到着します。

到着するのはホテルの裏口のような場所で、そこには簡易な受付所が設けられ、あらかじめ一人ひとり用意されていたリストとの照合、部屋番号を書いた札を渡され、直接部屋のある階に案内されます。この際日本人であれば日本食(といってもあまり日本風ではないが)の追加用メニューを渡されます。

各階には数人の担当者がいて、部屋番号の札を見せるとそのまま部屋まで連れていかれます。部屋につくと消毒液の使用の仕方、体温計と1日2回の体温を報告することが説明され、それで後は部屋を出ないようにという説明で終了。

全体的に一人一人をあわただしく部屋に入れる作業に追われています。全体での説明やら質疑やらそういったものは一切なく、個別にもホテルのサービスについての説明はほとんどありません。

食事について

1日三回食事が配布されます。基本的に中国の普通の食事で、まだ2日目ですがとくにまずいものではなく、ちゃんと味付けがされていて食べることができます。

壁には追加オーダー用のメニュー(ビールやおそらく白酒?)、さらに受け付けて渡された追加オーダー用のメニューがありますが、現在の3食食べてたら量が多いので、まだ頼んでいません。

オーダーは基本的にQRコードで金額を支払って電話でメニューを伝えるようになっています。

 

アメニティについて

最初からタオルはバスタオル1枚とフェイスタオル2枚が備え付けられてあります。毎日の掃除や交換はもちろんなく、追加や交換に関する説明は一切ありません。

このままこの3枚を洗濯して使うのかな、と思っていましたが、2日目にフロントに電話してタオルを持ってきてほしいといったらあっさり追加でもってきてくれました。とくにバスタオル(浴巾 YuJing)と、最初はなかった足ふきマット(地巾 DiJin)を持ってきてもらったのは助かりました。

そのた歯ブラシや石鹸などは通常のホテルと同様部屋に備え付けてありますが、この辺は自分の使いたいものを持ってきたほうが基本的に良いでしょう。

差し入れや宅配について

ルールとしては「生活必需品」については差し入れや宅急は可能、ただしすべてフロントで中身をあけて確認してからホテルの担当者が部屋まで届ける。飲み物や食料、菓子類は禁止だそうです。

「生活必需品」については電話で聞いたら、シャンプー類、下着類、仕事で必要な書類などもOKだそうです。逆にダメなものは聞いていませんが、おそらく明確なルールは定めていないと思います。常識の範囲内ということなんでしょう。

腕立て用のバーとか、腹筋用のローラーが欲しくなりました。タオバオで買ったら怒られるでしょうか。あとでやってみたいと思います。

ネットについて

ずっと部屋にいますし、テレビは中国の放送だけなので、ネットがないと退屈します。部屋のWifiの回線そのものは悪くないのですが、日本のサイトを見るためのVPNを立ち上げると、私の場合はうまくいったりうまくいかなかったりです。

こんなこともあろうかと、日本のamazon で14日間使い放題のローミングSIMを購入しておきました。ローミングSIMとは香港で発行される中国国内で使用できるSIMのことで、このSIMでのデータ通信は中国の検閲を経由しないので、YoutubeやFacebookがVPNなしでも利用できます。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07KYCZNYL/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&th=1

結果的にはこのローミングSIMは大活躍で、朝から晩までこちらを使ってネットを楽しんでいます。

上記にある通り生活必需品の差し入れは可能なので、中国での隔離中に困っている方にこのようなSIMやモバイルWifiを届けることは可能かと思います。

ちなみにそもそも中国の空港に着いた段階で、私のもともとの中国SIMでは通信ができなかったので(おそらくちょうど1年のデータパッケージが切れてた)その意味でも購入したローミングSIMは大助かりでした。

その他

もしこれから常州便で中国に向かう方、現在このホテルに滞在中のお知り合いでいろいろと知りたいことがある方は遠慮なく私の電話番号のWeChatに追加申請をしてください。お役に立てればと思います。

中国常州のホテルでの隔離生活を開始しました

やっと中国に戻ることができ、昨日より常州での隔離生活を開始しました。空港を出るとバスが待ち構えていて、すべての人が同じホテルに連れていかれます。

  1. ホテルは「明都楓沢山庄」(明都枫泽山庄)という中程度のリゾートホテル
    ちなみに、他のブログやTwitterにこれまで上がっていたとは異なります。おそらく「爾家酒店」は上海から移動してくる7+7に指定されているもので、大阪から常州に入った人はすべてこの「明都楓沢山庄」に隔離されるようです
  2. 宿泊費は358元(部屋)+100元(2食)1日あたり
  3. 部屋は十分な広さがあり、窓が大きく、周囲は静か
  4. 浴室の清潔感は今一つ、シャワーの水圧は残念
  5. 通常の食事のほかに指定したメニューから追加が可能
  6. 追加用の和食オーダーメニューというのもある(これからすべて頼んでみます)
  7. ホテルのWifiはWeChatやOutlookメールは問題ないが、自分が使うVPNはあまり機能せず
  8. 日本であらかじめ購入しておいたローミングSIMが活躍

まずはこのような形です。画像や詳細は追加していきます。