WeChatファイルがPC容量をすぐに圧迫する要因に

先日、蘇州のお客様に対して、ヘルプデスクサービスを提供し、お客様のPCにおける特定の課題に対処しました。その中で特に顕著な問題が、WeChatのファイル転送がPCの容量を圧迫することでした。

弊社では企業様向けに個人的なヘルプデスクサービスも提供しており、PCの不調に関するご相談や解消作業を請け負っています。しかし、最も大きな悩みの一つはPCの容量不足であり、特にWeChatのファイル転送がその原因の一つとなっています。

最近のノートPCはSSDの容量が増加してきてはいますが、それでもWeChatでのファイルのやり取りが頻繁に行われるため、容量不足が生じることがあります。お客様の中には100GB以上のファイルがたまってしまっているケースもあり、これがPCの動作に影響を与えています。

WeChatは企業内でのコミュニケーション手段として広く利用されており、送受信されたファイルはすべてWeChatのキャッシュフォルダに残ります。このキャッシュは再インストールしない限りは自動的に削除されず、容量不足の原因となります。

弊社が提供するヘルプデスクサービスでは、お客様のPCに遠隔操作でアクセスし、ファイルのキャッシュが蓄積されていることを確認します。一般的に、これらのファイルを適切な場所に移動し、WeChatから削除すれば問題は解消されますが、多くの方がこの手順を実施しないため、容量不足が進行します。

この問題に対処するためには、ユーザーがファイルを受信した後に、必要なものは適切なフォルダに移動し、残りは削除するという手順が必要です。しかし、これが行われないとPCの容量が圧迫され、最終的にはPCを交換せざるを得ない状況になります。

弊社ではレンタルPCおよびヘルプデスクサービスを提供しており、特に日本人の方がPCに関する問題でお困りの際には、お手伝いできるかもしれません。詳細についてはお気軽にお問い合わせください。

中国から日本人向けへのウェブマーケティング

先日、蘇州のお客様に対して、当社がお客様の広告動画をYouTubeにアップロードする作業を代行させていただき、大変喜んでいただきました。当社のサービスがお客様にとって有益であることを実感いただけ、私たちも大変嬉しく思っております。

お客様の広告動画がYouTubeに公開されることで、より多くの視聴者にアプローチでき、商品やサービスの認知度向上に寄与できることを期待しています。今後もお客様のビジネスをサポートし、更なる成果を共に築いていけることを心より願っております。

当社はウェブマーケティングの代行も手がけており、具体的にはホームページやYouTube、Twitterなどを活用して貴社の製品を紹介するサービスを提供しています。貴社のためにアカウントを作成し、権限を付与します。また、弊社で定期的なアップデートも可能です。

対象は中国に拠点を置く企業で、日本人向けに広告を行いたい方々です。例えば、工場で製品やサービスを提供している企業が挙げられます。日本の顧客が多いため、中国の拠点から日本に向けてサービスの紹介を行うことが重要です。消費者向けの商品だけでなく、ビジネス向けの製品やサービスも対象になります。

このような取り組みは、本格的に行う場合には日本本社のPR部門や広告部門に依頼するのが一般的ですが、中国の拠点からは足が遠のくこともあります。弊社では簡単なウェブマーケティングを代行し、ネットワーク関連の問題や日中のコミュニケーションの難しさを克服します。

基本的な作業は弊社が担当し、その後はブログ、ホームページ、YouTubeなどのメンテナンスが必要です。日本語のわかる中国人スタッフが継続的なサポートを提供します。ウェブマーケティングを始めるのはエネルギーが必要ですが、一度構築すれば継続的な強化が可能です。

もし興味がありましたら、是非ご連絡ください。当社は上海、蘇州、無錫に拠点を構えており、迅速かつ効果的に対応できます。

個人情報域外移転標準契約弁法について

最近、私たちのもとには、個人情報の越境移転に関する標準契約措置(個人情報越境移転標準契約措置)についてのご相談が増えています。

これは、中国のいわゆる「データ三法」の一つです。中国のサイバーセキュリティ法に加えて、日本企業も対応を求められています。

実際、この法律は、例えば国際的な電子商取引業務など、直接的な顧客取引がある場合にのみ適用されます。当社のお客様の多くは、中国でのビジネスにおいて、この法律の大部分に従っていないのが現状です。しかし、この法律の複雑さを否定することはできず、現在、業界内での議論も非常に多いです。

このような状況のため、各大手IT企業は、顧客企業に対してコンサルティングを提供しており、そのコンサルティング料金は決して安くありません。法律関連の業務は企業にとって重要な要素であり、コンサルティングの導入は安心の源として考えられます。これが日本企業の一般的なアプローチと言えるでしょう。

一方で、当社は基本的な必要業務に専念し、常に日本の法律およびIT業界の動向を注視しています。そのため、顧客の具体的なニーズ分野を特定し、実際的なアプローチを通じて法律の実施と遵守を図っています。

法律に関するご質問やご不安がございましたら、当社はお客様をサポートし、適切なご回答を提供することをお約束します。どうぞお気軽にお問い合わせください。

中国拠点での日本へのアクセスが遅くなる件について

中国の拠点から日本にあるSAPサーバーへの接続が遅くなった原因について、以下の情報があります。日本側から中国の拠点への要望があり、具体的にはブロードバンド回線の状況や開通速度などを調査する必要があるようです。

中国に複数の拠点があり、これらの拠点から一斉に接続が遅くなったとの報告がありました。したがって、個別の拠点の回線に問題がある可能性は低く、むしろ日中間の回線のブロックの状況が問題のようです。

現在、一部の顧客は自宅でVKを使用しており、最初に自宅で問題を確認するよう指示されています。しかし、もし中国の複数の拠点から日本のSAPサーバーへの接続が本当に遅い場合、対策を講じる必要があります。

弊社では競艇拠点でビジネス拠点として使用するルーターのVPNアクセスルーターを提供しており、中国の拠点から日本のクラウドサーバーへのアクセスを高速化する手段として利用できます。この顧客は複数の拠点を持っているため、各拠点にルーターを送ることができます。ただし、この場合、中国国内でのアクセスは弊社を経由してまとめられ、日本に到達します。そのため、日中間の部分は1契約で管理できます。中国国内での仮想ネットワークのセットアップも行います。

遅延の具体的な例はSAPサーバーへの接続の遅延であり、これに対処するための提案が上記の通りです。

コロナ隔離ホテルのWifi環境

現在は新型コロナウィルスの影響で、中国に入境する外国人はすべて14日間、指定ホテルでの隔離が義務付けられています。

本日、上海のホテルで隔離生活を送っているお客様から、PCのシステムが立ち上がらなくなったという連絡がありました。WeChat等で画像を確認しながらまずは復旧ポイントへの復旧を試みましたが、残念ながらこのPCには復旧ポイントが設定されておらず、メニュー中のシステムの初期化を選択せざるを得ませんでした。個人ファイルはすべて残して初期化することができたため、最近のPCには感謝です。

その後、Office365のオンラインインストールを試みましたが、まず最初のセットアップファイル自体のダウンロードが異常に遅い、通常1-2分でダウンロードできるものが30分くらいかかりました。

きけばホテルのWifiは非常に遅いそうで、タスクマネージャーから確認すると、増減はあるものの遅い時は20kbpsぐらいの状況が続くこともありました。Office本体のインストールが開始しても全くパーセンテージが進みません。

おそらく隔離ホテルでだれも外に出られないので、みんな部屋でネットにつないで仕事やらネットサーフィンをしているのでしょう。

夜になっても状況は変わらず、オンラインインストールは進まなかったので、仕方なく急遽探し出したOffice2013の小さなインストーラをダウンロードしてもらうことで対応しました。

これから中国で隔離対応が必要な方は、2週間ネット速度が限定的になる可能性も考慮しておいた方が良いかもしれません。ホテルで外部からの郵送は受け取れる(送るのはダメだったようです)ようですので、4Gの高速なポケットWifiなどを手配するなどの方法もあると思います。

上海のIT業者

ITメンテナンス自体は広く必要とされている業務であり、上海にも無数のITメンテナンス業者があります。多いのは日本で取引のあるIT業者と上海でも取引している場合を除けば、基本的には総務部や管理部などの現地担当者が知り合いのつてを探してITメンテナンス業者を探すことが多いです。

実際上海のフリーペーパーにもIT業者の広告などはありますがあまり日本人総経理さまが直接関与して業者選定するということが行われてないようでして、弊社でもとくにフリーペーパーでの広告はおこなっておらず、マイクロソフト社の人脈とOffice365のユーザーコミュニティを通じてお客様にアプローチすることが多いです。

とくに拝見するのがネットワーク環境(社内ネットワークや国際ネットワーク)の問題で、実際の所ネットワークの状況が悪くて困っているという声を多く聞きます。というよりもネットワークの状況が良いお客様の方がごく少数です。

地元IT業者の品質に対する考え方は本当にバラバラで、とくにPCを格安で販売するような業者などは、無線LANなども特に正しい配線を考えずに設置したり、本来企業では絶対に使ってはいけない小さなスイッチを平気で使っていたりします。(ギガ対応と言われていてもその実全く性能は出ないばかりか、一つあるだけでその配下のみならずオフィス全体に悪影響を及ぼすような状況です。)

ネット配線など簡単なことのように思われますが、2-3台のPCやスマホをWifiでつなげている自宅などと違って、数十台の接続されるネットワークを正しく配線するには思った以上に正しいやりかたでないと日常業務に影響を及ぼしてしまいますが、その正しい配線というのができない業者が非常に多いのが現状です。面倒なことに、そのような問題に面していたとしても、総務の担当者はIT業者は調査をしているというばかりで、IT業者そのものの技術力の問題とは認識できずに、何が悪いのかわからないままだらだらと放置してしまうことが大変多いのです。

弊社はもともとは中国電信とMikrotikルータのネットワークの普及を強みにしており、その後にOffice365をさらに上海企業のIT化に寄与するためのツールとしてサポートの中心に据えております。少しでも多くの日系企業様が、本当に正しいネットワーク環境に移行して、なおかつOffice365を利用してスムーズな業務環境ができるように努めていかなければと思っています。